Cheer up FUKUSHIMA
2月某日、いわき市に住む4人の高校生にお会いしてきました。
彼女たちは、8月29日に福島県いわき市にて開催されたシェアミーティングを企画した方たちです。
シェアミーティングとは、東日本大震災当時小学校を卒業したばかり女の子達が、この春で高校を卒業し其々の進路に進む上で、妹達へ「思い」をシェアし、少しでも次世代へ繋げて行って欲しいという願いを込めて開催。パネルディスカッションでは、自分の家族や生まれ育った街が津波にのまれていく様子から、避難所でのボランティア活動のこと、海外からの声、福島のプロスポーツに関わる事により感じた県民の復興への希望など、震災直後から今に至るまでの心境や子ども達へのメッセージなどを発表。併せて、震災を風化させない取り組みとしてToBiRaプロジェクトと共同制作したダンスに披露も行いました。
シェアミーティング当日は、残念ながら出席することができなかったので、皆さんとお会いするのをどきどき、そしてわくわくしながら当日を迎えました。
当日は、シェアミーティングでパネリストとして発表した感想や、どんなことを実際にお話ししたか質問すると、それぞれ思い思いに自らの経験について語ってくれました。
その中でも印象的だったのが、とてもポジティブなマインドを持っていて、これからの目標が明確なことでした。
「復興祭などで、パフォーマンスを通じて福島の復興をアピールしたい」
「風評被害をなくしたい」
「小学校の先生になって運動の楽しさを福島の子供たちに伝えたい」
「最先端の医療を学びいわき市に持ち帰りたい」
「震災の経験を活かし、海外で国際協力の仕事に携わりたい」
震災を経験した若い女性たちが、チアを通じた人との出会いや経験を武器に、これから目標に向かって力強く旅立とうとする意志が、会話の節々から感じられました。
今後もToBiRaプロジェクトを通じて彼女たちの成長に寄り添い、継続的にサポートしていけたらと思います。