Cheer up FUKUSHIMA
皆さんこんにちは!
元NFLワシントンレッドスキンズと、オークランドレイダースで活動していた保坂典子です。
私は国際結婚をし現在ではアメリカのサンフランシスコに住んでいます。
日本には一年に一度ほど帰国しますが、この桜が美しい四月に帰って来たのは10年ほどぶりでした。
今回、私は、ToBiRaプロジェクトのサポートメンバーとして福島県福島市を訪ねました。
福島県のこども達は2011年の原発事故の後に避難を余儀なくされ、今もなお故郷に帰ることができない方も多くいらっしゃいます。
訪ねた日の福島市の桜は満開!まだ雪が残る安達太良山系と桜の素敵な風景に感動していましたが、地元の方が『満開の桜をみると、震災の事を思い出す』との一言に本当に胸が痛くなりました。
こんなに美しいのに悲しい記憶を辿らなくてはいけない。。。
また、避難していた頃の事を思い出し、さらに頑張ろうと奮起されている東北の方々を元気づけたい。風化されたくない。そんな想いを聞き感化されて会場へと向かいました。
私が協力できる事はほぼ皆無ですが、プロジェクトの名前でもある経験の『扉』を開いてもらいたい!少し普段とは違うダンスの仕方や場を提供する事を意識したワークショップを企画しました。
会場では、たくさんの親子が参加してくれました。中には男の子も。
ダンスの部分では英語と日本語を交えて進めて行きました。私の経験からアメリカの文化である、褒めて伸ばすという行為を伝えたかったので、お互いの手をパチンと叩きながら"Good job"と言い合う練習もしたりしました。最後には、保護者の方と生徒さん同士で代わり番こに見せ合いましたが、その時には自主的にパチン!子供の吸収力の素晴らしさ、素直さに微笑みました。
ワークショップ後に、地元のキッズチアの皆さんからお花見のおもてなしを受け、満開の桜と子供達の無邪気な笑顔、お母様方のお心遣いで、とても温かくホッとした時間を過ごす事が出来ました。
中でもとても印象的だったのが、子供達が全てを遊びに変えてしまうこと!トロッコの様な乗りものでかけっこをし、盲導犬になるアンちゃんと戯れ、用意や片付けることまで、仲間と楽しみながら全てを行っている姿にとても幸せを感じました。
こんな満面の笑みを仲間とできるチームは最高です!
この子たちがいれば福島の未来はあかるいですね。
これからも細く長く何かを少しでも出来るように。。。
東北!応援しています!